2025年9月23日のTBS系列「マツコの知らない世界」では納豆の世界を特集していたので、ご紹介します。
マツコの知らない世界で紹介!ご当地納豆まとめ

今日のマツコの知らない世界は納豆を特集!
鮭の旨みが凝縮した北海道の鮭節納豆から白豆・黒豆を組み合わせた群馬県の逢納豆!納豆が苦手な方のために工夫がこらされた関西の納豆など納豆大好きなマツコさんも「飯くいてぇ」と呟く全国の激レア納豆が続々と登場したので、その特徴とお取り寄せについて調査してみました。
平家小粒納豆(こいしや)
栃木県のこいしやの平家小粒納豆は第6・19・21回全国納豆鑑評会で優秀賞を受賞した逸品。
小粒納豆ながらも北海道産大豆の甘みも旨みもあふれることからファンも多い納豆です。
こいしや
平家小粒納豆
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雪割納豆(ゆきんこ)
山形県のゆきんこの雪割納豆は山形の中でも雪深い置賜地方生まれの誕生から68年のロングセラー商品。
納豆に米こうじを加え、一定の温度で長い時間じっくりと発酵させた塩辛い中にも深いコクと旨味が味わえる熟成・こうじ納豆です。
マツコさんも食べたことあるのだそう。
\ゆきんこはふるさと納税にも登場しています/
ゆきんこ
雪割納豆
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納豆菌と大豆に注目した納豆
スーパーでも様々な納豆が置かれるようになり、選択肢が広がっています。

ちなみに納豆は
黄大豆
青大豆
黒大豆
赤大豆
の4種類が定番となっています。

さらに納豆菌にも注目!
宮城野菌
成瀬菌
髙橋菌が
三大納豆菌なのだとか。
三大納豆菌
①宮城野菌➡比較的多くのメーカーで使用されている
②成瀬菌➡比較的においが少ない納豆ができる
③髙橋菌➡糸は少ないが旨味がある納豆ができる
秘伝納豆(高畠納豆)
たかはた納豆の秘伝納豆は青大豆系の納豆として登場。
青大豆系➡甘みが強く骨の形成をうながすビタミンKなどが豊富
秘伝豆と、香り高く甘味の強い枝豆の品種で、極大粒なため食べごたえも満点です。
豆の味が豊かな豆の味に独特の風味と強い甘み、コクがあるためご飯はもちろん日本酒のお供にも最適!
化学調味料無添加のタレ付き。
ですが枝豆同様に塩をかけると豆の味がより引き立つためオススメなのだとか。
豆の種類:秘伝豆
納豆菌:髙橋菌と宮城野菌のMIX
\高畠納豆さんはふるさと納税にも登場しています/
高畠納豆
秘伝納豆
(324円)
みらい納豆(みらい酒店)

新潟県十日町市にあるみらい酒店のみらい納豆も青大豆を使用している激レアご当地納豆です。
測量の仕事をしていた若井さんが1人半地下室で製造しているのだとか。
なんと作業部屋は高さ165cm広さ4畳ほどで、発酵室も手作りでこたつヒーターや換気扇を利用しています。
使われている大豆は新潟県津南町産の青大豆・さといらず。
雪の降る時期に収穫するため手間がかかる品種ですが、煮ると砂糖がいらないほど甘いことから「さといらず」と名付けられたのだそう。
そこに旨みが強い髙橋菌を丁寧に付着させ、20時間発酵。
大粒ですが、じっくりと煮ているため柔らかくフワフワの食感に。
この作業を全て1人でこなし、週300〜400個ほど製造し道の駅や通販で販売されています。
豆の種類:さといらず
納豆菌:髙橋菌

表面の白い膜状のものは納豆菌の菌叢。
よく発酵しているサインです。
試食したマツコさんも
「すごい香りが青い」
「粘りもいいわー」
「甘いし柔らかい」
との感想でした。
みらい酒店
みらい納豆
(50g/155円)
紅わっぱ(舟納豆)
紅わっぱは赤大豆系の納豆として登場。
赤大豆系➡旨み成分であるグルタミン酸などが豊富
山形県川西町産の紅大豆を100%使用し、じっくりと発酵させて ふっくらと仕上げたやわらかい納豆です。
舟納豆
紅わっぱ
(616円)
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宮城野納豆(宮城野納豆製造所)
1番最初に始めたのが宮城野菌。
宮城野納豆製造所の宮城野納豆は経木を贅沢に使用した香り高く、味が強くコクが豊かな小粒納豆です。
宮城野納豆製造所
宮城野納豆
三朝神倉納豆 神のつぶ(JA鳥取中央)
JA鳥取中央の三朝神倉納豆 神のつぶは鳥取・三朝町で栽培されている三朝神倉大豆を使用した納豆です。
大粒でふっくらと柔らかい食感に強い糸引きが特徴です。
他の大豆よりもイソフラボンの含有率が高いのもポイント!
豆の種類:三朝神倉大豆
納豆菌:宮城野菌
JA鳥取中央
三朝神倉納豆 神のつぶ
もち麦入り舟納豆(舟納豆)
東京銀座にあるIBRAKI senseには地奥久慈を中心に農業を行っている百姓倶楽部の農家さん共同開発したもち麦入り舟納豆があります。
白米より食物繊維が豊富なもち麦入りで、通常の麦よりプチプチした食感と強い粘りが特徴です。
経木の爽やかな香りと もっちりとした麦の食感、大豆の豊かな風味が楽しめます。
豆の種類:茨城県産の納豆小粒大豆
納豆菌:企業秘密

試食したマツコさんも
「独特」
「麦だからちょっとフルーティー」
「経木の香りもついている」
との感想でした。
\舟納豆さんはふるさと納税にも登場しています/
もち麦入り舟納豆
(335円)
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谷町納豆(らくだ坂納豆工房)
大阪府のらくだ坂納豆工房の谷町納豆は稲ワラに住む天然の納豆菌だけを使って発酵させた納豆です。
大豆は北海道上川町のとよまどかを使用。
とよまどかは豆腐用に栽培されている大粒で甘みと旨みの強いのが特徴です。
ゆっくりと発酵しているため、できたての状態では大豆の旨みがきちんと残り、何もつけないか塩を少し振るだけでも十分に美味しくいただけます。
さらに冷蔵庫で保管し、清潔な状態で食べれば日が経つごとに少しずつ納豆の風味が強くなり その変化も楽しめるのだそうです。
豆の種類:とよまどか
納豆菌:天然の納豆菌
らくだ坂納豆工房
谷町納豆
(1300円)
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逢納豆
群馬県の伊勢崎ICから車で20分ほどのところにある粕川納豆の直売所「粕川納豆FACTORY SHOP」でオススメなのが逢納豆!
群馬県産の地塚大豆と黒千石大豆の2種類をミックスして使用。
地塚大豆はねっとりとしていて納豆に適した大豆なのですが、栽培が難しく近年は生産量が減少。
そのため粕川納豆さんでは約30haの大豆畑で地塚大豆などを自家栽培しているのだとか!
一方、北海道在来種の黒千石大豆も栽培が難しく1970年代以降その栽培の難しさから一時は途絶えたとされていましたが、平成13年に黒千石の原種が見つかり発芽に成功。
奇跡の復活をとげた幻の大豆です。
アントシアニンを豊富に含んでいます。
そんなこだわりの大豆の味を最大限に引き出すため大豆を窯に入れ通常よりも長めに蒸し、
直後に豆と相性のいい宮城野菌を吹きかけます。
糸引きが良くなりサラサラになるのだそう。
豆の種類:群馬県産の地塚大豆・黒千石大豆
納豆菌:宮城野菌
粕川納豆
逢納豆
(250円)
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北海道の鮭節納豆(道南平塚食品)
道南平塚食品の北海道の鮭節納豆は北海道産の鮭節で作った特製味付おかかを混ぜていただく北海道の大地と海の旨さを一度に楽しめる逸品です。
使用している大豆は納豆用に小粒で作られた口当たりのいい北海道産大豆のゆきしずか。
納豆菌はくさみの少ない独自の文志郎菌と宮城野菌をミックスされています。
この文志郎菌は10年前に農家さんに貰った藁から培養して作っているのだそう。
鮭節のおかか入りのタレは鮭の風味と旨味が凝縮されていてご飯との相性も抜群です。

試食したマツコさんも
「けっこう匂い鮭」
「鮭節を食べるのも初めて」
「あっ!これけっこうすごいクセがある」
「でもご飯に合うね」
「これはご飯かける用」
「あ、うまい」
との感想でした。
豆の種類:ゆきしずか
納豆菌:文志郎菌&宮城野菌
道南平塚食品
北海道の鮭節納豆
(480円)
そらなっとう(金城納豆食品)
石川県にある金城納豆食品のそらなっとうは上空3000mの納豆菌を使っていることから名付けられた納豆です。
近畿大学の牧教授が黄砂の研究中に上空3000mで発見。
その納豆菌を持ち帰り培養に成功し、それが納豆になりました。
そんな上空3000mで採取された納豆菌と石川県産の大豆でつくられた納豆は、濃厚ながらもすっきりとした味わい。
ニオイや粘りが弱いため納豆が苦手な方でも食べやすい逸品です。
豆の種類:石川産大豆
納豆菌:Bacillus subtipis Si-37

試食したマツコさんは
「けっこう独特よ」
「タレに負けないくらいちゃんとクセがある」
「上空3000mの菌好きかも」
との感想でした。
金城納豆食品
そらなっとう
(2パック/129円)
元気納豆 無限(マルキン食品)
元気納豆 無限は熊本県にある創業110年を誇るマルキン食品が作る逸品。
マルキン食品さんは熊本県内に4つの工場を構える食品メーカーで、
元気納豆 無限は今までにない品質の納豆を目指し独自の新発酵法で納豆菌の力を最大限に活かした可能性「無限」の納豆です。
甘みが強く香りが良い厳選した国産中粒大豆「あやこがね」を、もっちりと蒸し上げています。
添付されているのは長崎県対馬産の浜御塩で、納豆の旨みや甘みをより引き立てます。
納豆の賞味期限は10日前後が多いものですが、風味が劣化しづらい無限の賞味期限は20日もあるのも特徴です。
豆の種類:あやこがね
納豆菌:企業秘密

試食したマツコさんも
「あ、豆が生っぽい感じ」
「大豆の味がそのままする」
「この大豆おいしい」
「爽やか系」
との感想でした。
マルキン食品
元気納豆 無限
(297円)
➡公式オンラインショップ
挽き割り納豆(二代目福治郎)
秋田県にある二代目福治郎の挽き割り納豆は宮城県産のミヤギシロメを使用。
通常の大豆は芽の部分が黒いのですが、ミヤギシロメは芽の部分が白いため苦みや渋みや少なく挽き割りに適しています。
この大豆により、ひきわりが苦手な人でもハマってしまうという まろやかな味わいになります。
オススメは納豆巻き!
秋田流の食べ方は砂糖と醤油で、あまりの美味しさにクセになる人が続出しているのだとか。
(砂糖の量は小さじ半分程度)
豆の種類:宮城県産ミヤギシロメ
納豆菌:企業秘密
二代目福治郎
挽き割り納豆
(1袋2食入り/432円)
国産中粒納豆 伝説(高丸食品)
愛知県にある高丸食品の国産中粒納豆 伝説は全国納豆鑑評会で3年連続最優秀賞を受賞した逸品。
国産中粒大豆のなかでも出来のいい大豆を厳選して使用しています。
添付のたれも原材料は全て国産。
化学調味料も使用せず魚・昆布・椎茸を炊き出したこだわりの美味しいタレとなっています。
\高丸食品さんはふるさと納税にも登場しています/
高丸食品
国産中粒納豆 伝説
(238円)
安曇野大粒納豆(村田商店)
長野県にある村田商店さんの安曇野大粒納豆は木を薄く削った日本伝統の経木で包んだ贅沢な逸品です。
長野県産の大粒大豆を使用し、
経木に包むことで納豆菌が発酵に必要な酵素を効率よく取り入れることができ、強い糸立ちのおいしい納豆に仕上がるのだそう。
やわらかな大粒納豆を信州産アカマツ経木の上品で爽やかな香りと一緒に楽しめます。
村田商店
安曇野大粒納豆
経木仕込み
(205円)
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すごい納豆S-903(タカノフーズ)
おかめ納豆のタカノフーズでは独自の納豆菌を2200種類以上保持。
すごい納豆S-903は体を守るS-903納豆菌を使った美味しく体調管理もサポートできる逸品です。
ニオイが控えめで食べやすいのも特徴。
添付されている乳酸菌入りたれは森永乳業のシールド乳酸菌Rを配合。
納豆菌と乳酸菌のダブルパワーで健康をサポートしてくれます。
タカノフーズ
すごい納豆S-903
関西のご当地納豆
納豆不毛の地であった関西は苦手克服させるためタレが進化!

おかめ納豆も
全国(東日本で人気)では塩味をしっかり効かせたタレを使用していますが、
西日本は瀬戸内産いりごをベースとなっていて違っています。
糸物語 国産美味(小金屋食品)
大阪府にある創業60年以上の小金屋食品の糸物語 国産美味は白しょうゆ・生ねぎ・うずらの卵がセットになっている贅沢な逸品です。
愛知県の老舗白醤油醸造メーカー・日東醸造謹製の化学調味料不使用白しょうゆのすっきりとしたタレが国産小粒大豆の旨みを引き出します。
1食カップの食べきりサイズでまろやかで上品な味わいの納豆を楽しめます。
小金屋食品
糸物語 国産美味
(147円)
➡公式オンラインショップ
特撰NATTO丹波黒(相沢食産)
兵庫県にある創業70年以上を誇る相沢食産の特撰NATTO丹波黒は黒蜜を丹波の黒豆にかけるスイーツ系!
もちもち食感の黒いダイヤとも呼ばれる丹波黒に、やさしい黒糖の甘さと粘りがクセになる新感覚の納豆です。
相沢食産
特撰NATTO丹波黒
黒蜜
(800円)
➡公式オンラインショップ
弁慶納豆(碓井商店)
和歌山県田辺市にある碓井商店の弁慶納豆は上品な甘みがある北海道産のよとまさり。
食べごたえのある大粒タイプですが、食べたときに大豆の一粒一粒が非常に柔らかく口当たりがいいのが特徴です。
碓井商店さんは約100年前に創業者が秋田県で納豆の製造方法を学び、それ以来 国産大豆の選別から水洗い・漬け込み・パック詰めなどの作業をすべて手作業で行う完全手造りにこだわり製造をされています。
ニオイが苦手な人にも食べてもらいたいと使うタレは神戸市のマスタードの専門店・平郡商店さんが作る辛さの中にも風味があるマスタードを使用。
さらに鰹節から抽出したエキスを使用した甘ダレが、納豆の甘さと絶妙にマッチします。
添付のタレを加え さらに生卵を加えるのもメーカーさんのオススメです。
関西のスーパーで販売されています。

試食したマツコさんも
「2枚フィルムやさしい」
「これ良い納豆よ」
「歯ごたえがある感じが分かるね」
「あっでもタレで味がなくなっちゃってると思ったらそんなじゃない」
「だしの味もキツくない」
「めちゃめちゃバランスがいい」
「マスタードもこれぐらいのほうが納豆の香りを邪魔しない」
との感想でした。
碓井商店
弁慶納豆
(158円)

マツコの知らない世界では干物も紹介しています。
よろしければ合わせてご覧ください♪
おさらい
今日のマツコの知らない世界で特集された納豆について紹介しました。
以下、さくっとおさらいです。
ご当地納豆の世界
・平家小粒納豆(こいしや)
・雪割納豆(ゆきんこ)
納豆菌と大豆に注目した納豆
・秘伝納豆(たかはた納豆)
・みらい納豆(みらい酒店)
・紅わっぱ(舟納豆)
・宮城野納豆(宮城野納豆製造所)
・三朝神倉納豆 神のつぶ(JA鳥取中央)
・もち麦入り舟納豆(舟納豆)
・谷町納豆(らくだ坂納豆工房)
・逢納豆
・北海道の鮭節納豆(道南平塚食品)
・そらなっとう(金城納豆食品)
・元気納豆 無限(マルキン食品)
・挽き割り納豆(二代目福治郎)
・国産中粒納豆 伝説(高丸食品)
・安曇野大粒納豆(村田商店)
・すごい納豆S-903(タカノフーズ)
関西のご当地納豆
・糸物語 国産美味(小金屋食品)
・特撰NATTO丹波黒(相沢食産)
・弁慶納豆(碓井商店)
腸活ブームもあり市場規模が過去最大の推定2874億円
さらに技術革新も進み賞味期限が延び海外への輸出量は約2.3倍になったという納豆ですが、
なかでも大手をも脅かすほど ご当地納豆は熱く注目されていて、その数2600種類以上を突破!
北野エース東武池袋店には約50種類の納豆を販売されていますが、
さらに都内で狙い目なのがアンテナショップなのだとか。
今回、このご当地納豆の世界を教えてくれたのは毎日2食1000種類以上の納豆を食べた村上竜一さんでした。
大豆や納豆菌に着目された納豆から納豆嫌いの人のために工夫をこらした逸品など
納豆大好きマツコさんがご飯と一緒にかき込む姿を見ているだけで今すぐにでもお取り寄せしたくなっちゃう魅力的なものが続々と登場しました。
納豆が苦手な人のために作られているという和歌山県にある碓井商店さんの弁慶納豆が食べてみたくなりました。
納豆だけでなくタレやマスタードにまでこだわった逸品はとても興味がわきました。
マツコさん同様にあまりにも普通の存在すぎてブームと言われてもピンとこない人も、
苦手で食べれないという人も こんな個性豊かな納豆で変化をもたせればもっと納豆の世界が広がりそうですね。
気になる商品はありましたか?
おいしい納豆を食べたくなったときの参考にしていただければ、幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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